【インドプロカバディ】2021年オークション結果!年俸が数千万円越えの選手誕生!

カバディ
出典:https://www.prokabaddi.com/news
この記事のまとめ
  • パーディープ・ナーワルが最高落札価格の記録を更新(2480万円)
  • 数年ぶりに日本人プロカバディ選手の誕生
  • 今回のオークションで6000万円以上使ったチームもある

カバディに関してこんな疑問を持ったことはありませんか?

  • 灼熱カバディでインドのプロは数千万円稼ぐって聞いたけど、本当なの?
  • カバディの年俸はオークションで決まるってマジ?
  • 日本人はカバディで稼げているの?

今回はそんな疑問に答えていきます。
2021年8月29日~8月31日の期間にインドにてプロカバディのオークションが開催されました。

そのオークションの結果見れば冒頭の疑問が全て解決しますよ。
日本語のサイトにはオークションの結果を伝えるものが少ないため、インドプロカバディのホームページ(全部英語)を隅から隅まで調べて今回の記事を作成しました。

これを読めばあなたも立派なカバディ通です。
灼熱カバディもより楽しく読むことができますよ。

  



オークションって何?

インドのプロカバディについて

インドではカバディはプロスポーツとして楽しまれています。
2014年から『VIVO PRO KABADDI』という名前にてリーグ形式で行われています。

発足当時は8チーム、今は12チームで争われています。
イメージ的には日本のJリーグに近いですかね。

12チームが20試合ほどした後、上位6チームでプレーオフをします。
各チームがインドナンバー1を目指して約3ヶ月のリーグを戦い抜きます。

オークションで年俸を決める

プロカバディが日本のスポーツと大きく違うところ、それは選手の年俸がオークション形式で決まるというところです。
1人の選手に対し、12チームが「ウチはその選手に〇〇円払うぞ!」と競り合います。


出典:https://www.prokabaddi.com/news/pro-kabaddi-auction-all-players-summary

1番高い値段を付けたチームがその選手を獲得出来る、というスタイルですね。
インドではこのオークションそのものが1つのイベントして盛り上がるみたいです。

オークション結果概要

今回のオークションでは様々なドラマやサプライズが起きました。
詳細は後で説明するとして、ここでは概要をざっくり説明していきます。

これだけ読んでも2021年オークションに詳しくなれますよ。
2021年オークションの主なトピックスは以下の通りです。

  • 過去最高落札価格の記録更新
  • 日本人プロカバディ選手誕生
  • 超新星レイダーに期待大

 



過去最高落札価格が更新

去年まではモヌゴ・ヤット選手が2018年に落札された1510万ルピー(2260万円)がプロカバディ史上最高落札価格でした。
2021年オークションではその記録が更新されました。

更新したのはカバディ界のリオネル・メッシことパーディープ・ナーワル選手です。
ナーワルは1650万ルピー(2480万円)にて落札されました。


出典:https://www.insidesport.co/pkl-auction-2021-live-no-1-raider-in-pkl-history-pardeep-narwal-becomes-most-expensive-player-up-yoddha-snaps-him-up-for-rs-1-65-crore/

年々、カバディ業界に使われるお金は増えていっている印象です。
今後、インドの経済発展とともにカバディ選手の年俸は上がること間違いなしですね。

日本人プロカバディ選手誕生

前シーズン(2019年)ではプロカバディには日本人は0人でした。(2020年はcovid-19のため非実施)
2021年オークションでは阿部哲朗あべてつろう選手が落札されています。

プロカバディに所属する選手のほとんどはインド国籍です。

しかし僅かながら海外の選手もいます。
1番多いのはイラン、韓国やケニアの選手もいます。

今までも日本人プロカバディ選手は何名かいましたが2019年のシーズンは0だったんです。
その中での久々の日本人プロカバディ選手の登場です!

阿部選手のこれからの活躍に期待大です。
ちなみに落札価格は100万ルピー(150万円)です。

超新星レイダーに期待大

2021年シーズン、注目度ナンバー1の若手選手を紹介しておきます。
ナビーン・クマール選手です。


出典:https://www.kreedon.com/naveen-kumar-records/

クマールは攻撃手レイダーで点を取るのが仕事です。
クマールは2019年の全23試合において22試合で10点以上の点を取りました。

分かりますか?この異常性。
灼熱カバディ読者は少し感覚が狂ってると思うので補足するとプロカバディにおいて点数を取るのって簡単じゃないんです。

通常は1回の攻撃で1~2点と少しずつ稼ぐ感じです。
そんな競技においてクマールはほぼ全試合において10点以上コンスタントに稼いでいます。

クマールの所属しているチームはもちろん2019年、リーグ優勝をしています。
2021年のリーグもクマールから目が離せません。

オークション結果

落札価格上位5名

では、早速オークション結果をご紹介していきます。
はじめは落札価格総合ランキングです。

ランキングは以下の通りです。

  1. パーディープ・ナーワル
    落札チーム:UPヨッダ
    レイダー
    1650万ルピー(2480万円)
  2. シッダールト・シリッシュデサイ
    落札チーム:デルグタイタンズ
    レイダー
    1300万ルピー(1950万円)
  3. アルジュン・デシュワル
    落札チーム:ジャイプールピンクパンサーズ
    レイダー
    960万ルピー(1440万円)
  4. マンジート・ダヒヤ
    落札チーム:タミルタライバス
    レイダー
    920万ルピー(1380万円)
  5. サチン・タンワル
    落札チーム:パトパイレーツ
    レイダー
    840万ルピー(1240万円)

ご覧の通り、トップ5は全てレイダーです。
どの年度にも言えることですが、プロカバディにおいてはレイダーの方が高給取りです。

各選手の簡単なプロフィールも併せて書いておきますね。

パーディープ・ナーワル

  • レイダー
  • 1997年2月16日生まれ24歳。
  • 国籍はインド
  • ドゥッキ・キング
  • 2019年の成績
    総得点304(2位)
    スーパーレイド15回(1位)
    スーパー10が15試合(3位)
    ※スーパーレイドは1回の攻撃で3点以上取る事
    ※スーパー10は1試合で10点以上取る事

カバディ界のスーパースターの1人です。
ナーワルはオークション最高落札価格を今年大きく更新しています。

彼の得意技はドゥッキです。
ドゥッキとはディフェンダーの腕の下をくぐり抜ける技です。


出典:https://www.sportskeeda.com/kabaddi/pro-kabaddi-5-teams-with-the-best-home-leg-record-in-pkl-history/2

ナーワルのドゥッキは「くる!」と分かっていても防げないほどだそう。
ドゥッキが来るって分かってても防げないとか凄すぎます。

 



シッダールト・シリッシュデサイ

  • レイダー
  • 1991年12月5日生まれ、29歳
  • 大学卒業し、物理学の理学士号を持っている。
  • 2019年のオークションにおける最高金額をたたき出す
  • 史上最年少で200ポイント取った
  • デビュー戦で15点取ったバケモノ
  • 2019年記録
    総得点220点(4位)
    スーパーレイド7回(3位)
    スーパー10は10回(5位)


出典:https://fancyodds.com/siddharth-desai-biography/

大学出身のエリート・カバディ選手です。
しかも身長187cmのイケメンときてます。

このトップ5の中ではやや年上ですが、実力は本物ですね。

アルジュン・デシュワル

  • レイダー
  • 1999年7月7日の22歳
  • 2019年記録
    総得点106点(18位)
    スーパーレイド2回(15位)
    スーパー10は3回(12位)
  • トップ5のうち、唯一のカテゴリーB


出典:https://sportscafe.in/kabaddi/articles/2021/sep/01/2021-pkl-auction-arjun-deshwal-bags-96-lakh-deal-ajay-thakur-and-monu-goyat-retained

デシュワルの注目すべきポイントはトップ5中、唯一のカテゴリーBという点です。
オークションにかけられる選手は最低落札価格ごとにカテゴリーA~Dに分けられます。

A:300万ルピー(450万円)
B:200万ルピー(300万円)
C:100万ルピー(150万円)
D:60万ルピー(90万円)

最低落札価格の差はそのまま選手の実力の差につながることがほとんどです。
そのため、必然的にカテゴリーが高い選手ほど最終落札価格は高くなります。

実際、落札価格の高い選手のほとんどはカテゴリーAの選手です。
他のカテゴリーBの選手の最終落札価格は200万~400万ルピーくらいです。(300万円~600万円)

にもかかわらず、カテゴリーBのデシュワルが総合3位の960万ルピー(1440万円)になりました。
デシュワルはそれだけ注目されている選手、ということですね。

マンジート・ダヒヤ

  • レイダー
  • 1996年10月30日の25歳
  • 身長185㎝
  • 2019年記録 
    総得点151点(10位)
    スーパーレイド2回(15位)
    スーパー10は3回(12位)


画像右の選手
出典:https://www.mykhel.com/kabaddi/pro-kabaddi-league-2019-preview-puneri-paltan-patna-pirates-127180.html

サチン・タンワル

  • レイダー
  • 1999年7月19日生まれの22歳
  • 2019年記録 
    総得点85点(23位)
    スーパーレイド1回(29位)
    スーパー10は2回(19位)
  • 兄、叔父さんもプロカバディ選手


出典:https://www.prokabaddi.com/news/star-of-the-day-gujarat-fortunegiants-sachin

ポジションごとのランキング

レイダー

  1. パーディープ・ナーワル
    落札チーム:UPヨッダ
    1650万ルピー(2480万円)
  2. シッダールト・シリッシュデサイ
    落札チーム:デルグタイタンズ
    1300万ルピー(1950万円)
  3. アルジュン・デシュワル
    落札チーム:ジャイプールピンクパンサーズ
    960万ルピー(1440万円)

ディフェンダー

  1. サージート・シン
    落札チーム:タミルタライバス
    750万ルピー(1120万円)
  2. ラビンダー・パハル
    落札チーム:グジャラート・ジャイアンツ
    740万ルピー(1110万円)
  3. ヴィシャール・バルトワ
    落札チーム:プネリパルタン
    600万ルピー(900万円)

レイダーとディフェンダーの1位の最終落札価格を比較すると900万ルピー(1360万円)の差があります。
やはりポジションによって年俸にはかなりの差があるみたいですね

海外選手ランキング(インド国籍以外)

  1. ムハンマドラザ・シャズリー・シェン
    国籍:イラン
    オールラウンダー
    落札チーム:パトナ・パイレーツ
    310万ルピー(460万円)
  2. アブザール・ムハージル
    国籍:イラン
    ディフェンダー
    落札チーム:ベンガル・ウォリアーズ
    305万ルピー(450万円)
  3. イ・ジャンクン
    国籍:大韓民国
    レイダー
    落札チーム:パトナ・パイレーツ
    205万ルピー(300万円)


海外選手はどうしても年俸は少なめですね。
ただ、今回衝撃だったのは1位のシェンです。

シェンは最低落札価格の100万ルピー(150万円)のカテゴリーCなんです。
カテゴリーC選手のほとんどが最終落札価格100万~200万ルピー(150万~300万円)です。

その中で、しかも海外選手のシェンが310万ルピー(460万円)なのはかなりのサプライズですね。

新人選手

  • モヒット・ゴヤット
  • プリンス
  • ニティン・パンワー
  • ゴビンド・グジャール
    ※落札価格は非公開

今回のオークションでは4人の新人カバディ選手が誕生したようです。
「思ったよりも少ないな」という印象です。

彼らデータは乏しく詳細は不明です。
しかし、プロカバディは新人がいきなり活躍!というのが当たり前にある世界です。

彼ら4人の中からスーパースターが出る可能性も大いにあり得ますよ。

日本人選手は?

今回、数年ぶりに日本人プロカバディ選手が誕生しました。
阿部哲朗あべてつろう選手です。

今回の落札結果は以下の通りです。

  • ディフェンダー
  • 落札チームはテルグタイタンズ
  • 100万ルピー (150万円)

阿部選手の簡単なプロフィールはこんな感じです。

  • 1998年3月3日生まれの23歳。
  • カバディ日本代表
  • 自由の森学園高校(日本で唯一?カバディ部がある高校)
  • 大東文化大学

本場インドで日本人選手がプレーする姿を見れるのは嬉しいですね。
阿部選手の所属するテルグタイタンズには総合落札価格2位のシッダールト・シリッシュデサイ選手や期待(?)の新人プリンス選手も所属します。

今シーズンのテルグタイタンズは要注目ですよ。

 



今回名前の出てこなかった選手

カバディ通の人はこの記事を読んでこんな疑問を抱いたのではないでしょうか?

あれ?あの有名選手がいないな。

それもそのはず。
カバディにはオークション対象選手と非対象の選手がいます。

その説明の前にカバディのチーム編成に関するルールを確認しておくと。

  • チームの最小人数は18人
  • チームの最大人数は25人まで。
  • オークション前に保持する選手を最大6名まで決められる

こんな感じです。
つまり、チームにどれだけたくさんの優秀な選手がいたとしても、6人までしかチームに留めておくことができないんです。

6人の保持選手以外は全てオークショに出さないといけません
点取り屋パーディープ・ナーワルがオークションに出されていたのはこのルールのせいなんですね。

2019年の得点王パワン・クマールセラセットイランの英雄ファゼル・アトラチャリが今回名前がなかったのは、チームに保持されているからですね。
二人ともオークションの非対象の選手だったんです。

これまで高落札ランキング

参考までに、これまでの高落札ランキングを載せておきますね。

  1. パーディープ・ナーワル
    2021年
    落札チーム:UPヨッダ
    1650万ルピー(2480万円)
  2. モヌゴ・ヤット
    2018年
    落札チーム:ハリヤーナ・スティーラーズ
    1510万ルピー(2260万円)
  3. シッダールト・シリッシュデサイ
    2019年
    落札チーム:デルグタイタンズ
    1450万ルピー(2170万円)
  4. シッダールト・シリッシュデサイ
    2021年
    落札チーム:デルグタイタンズ
    1300万ルピー(1950万円)
  5. ラーフル・チャウダリ
    2018年
    落札チーム:テルグタイタンズ
    1290万ルピー(1930万円)

まとめ

以上が2021年オークションについてです。
冒頭の疑問は解決されましたか?

  • 灼熱カバディでインドのプロは数千万円稼ぐって聞いたけど、本当なの?
  • カバディの年俸はオークションで決まるってマジ?
  • 日本人はカバディで稼げているの?

数千万円稼ぐ選手はゴロゴロしますし、その年俸はオークションで決まっています。
日本人プロカバディ選手の年俸は150万円とまだまだ低めですが、今後上がっていく可能性はあります。

今回、オークションでもっとも多くお金を使ったチームはテルグタイタンズとジャイプールピンクパンサーズです。
両チームともに4220万ルピー(6330万円)使いました。

カバディの注目度が上がるほど、インドが経済発展すればするほど、プロカバディに使われるお金は増えていきます。
正にカバディドリームですね。

日本人選手が数千万円稼ぐ日もそう遠くないと思いますよ。
最後に今回の記事のまとめを書きます。

この記事のまとめ
  • パーディープ・ナーワルが最高落札価格の記録を更新(2480万円)
  • 数年ぶりに日本人プロカバディ選手の誕生
  • 今回のオークションで6000万円以上使ったチームもある

これであなたも立派なプロカバディ通です。
明日からどんどん友達に自慢しましょう。

特に灼熱カバディのファンに言うと喜ばれると思いますよ。

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